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Sakana AIが『AIでAIを作る』専門チームを作ったよ!“再帰的自己改善(RSI)”って何?を、てんびん丸が整理するんだ

Sakana AIが2026年6月6日、AI自身がAIの開発プロセスを設計し直す専門研究グループ『RSI Lab(Recursive Self-Improvement Lab)』の設立を発表したよ。AtCoder競技で804人中1位を取った『ALE-Agent』や、Nature誌に載った『The AI Scientist』など、これまでの成果を土台にした新ラボなんだ。『計算資源の量より、アイデアとサンプル効率で進歩する』という方針も明言。“AIがAIを改良する”ってどういうことなのか、なぜ今これが話題なのかを、てんびん丸が初心者向けにやさしく整理するよ。

Sakana AIが『AIでAIを作る』専門チームを作ったよ!“再帰的自己改善(RSI)”って何?を、てんびん丸が整理するんだ

やっほー、ぼくてんびん丸!

今日はちょっとSFみたいな、でもちゃんと現実の話を持ってきたよ。「AIを作るのは人間」ってずっと当たり前だったよね。でもね、その「AIを作る作業そのもの」をAIにやらせよう、っていう研究チームが新しく立ち上がったんだ。やってるのは日本発のAI企業 **Sakana AI(サカナAI)**だよ。これ、けっこうワクワクする話なんだ。

何があったの?

Sakana AI が 2026年6月6日、新しい専門研究グループ 「RSI Lab」 の設立を発表したよ。RSI は Recursive Self-Improvement(再帰的自己改善) の略なんだ。

ラボのミッションはシンプルで、「AI開発のプロセスそのものを、AIで設計し直す」こと。今までの研究開発は、人間の研究者がアイデアを出して、実験して、改良して……っていう人間主導の流れだったよね。それを Sakana AI は、**自分で自分を改善していく“自律的なエンジン”**へ移していこうとしているんだ。

このラボ、いきなりゼロから始まったわけじゃないよ。Sakana AI がこれまで積み上げてきた研究が土台になってるんだ。代表的なものを並べると:

研究・成果ポイント
LLM-Squared2024オックスフォード大・ケンブリッジ大と協業した学習法の研究
The AI Scientist2024〜2026AIが研究そのものを進める試み。Nature誌に成果が掲載
Darwin Gödel Machine2025ブリティッシュ・コロンビア大と協業した、自己改善型システム
ShinkaEvolve2025だれでも使えるオープンソースの進化的フレームワーク
ALE-Agent2025プログラミング競技 AtCoder で804人中1位を達成
Digital Red Queen2026MITと協業した最新研究

こうやって見ると、「AIにAIっぽい仕事を任せる」研究を、Sakana AI はずっと続けてきたんだなって分かるよね。RSI Lab は、それをひとつの専門チームにまとめて加速させるための器、ってわけなんだ。

“再帰的自己改善”ってどういうこと?

ちょっと言葉がむずかしいから、ぼくなりにかみくだくね。

**「再帰的」**っていうのは、自分が自分にはたらきかけて、それを繰り返すっていう意味だよ。たとえば——

  • AI が「もっと良いAIの作り方」を考える
  • その案で新しいAIを作る
  • できた新しいAIが、さらに良い作り方を考える
  • それを何度もぐるぐる回す

……というふうに、改善のループをAI自身が回していくイメージなんだ。人間が手で改良するより、ずっと速く賢くなれるかもしれない、っていう期待がここにあるんだよ。

再帰的自己改善(RSI)の4ステップの円環フロー図。AIが良い作り方を考える→新しいAIを作る→その新AIがさらに良い作り方を考える→くりかえす、というループを示す

そしてもうひとつ、Sakana AI がはっきり言ってるのがお金と計算資源の話。最近のAIって「とにかく巨大なコンピューターをいっぱい使って力技で賢くする」っていう流れが強いよね。でも Sakana AI は、

「最も計算量が多い自己改善エンジン」ではなく、「最もサンプル効率の高い」エンジンを作る

って方針を掲げてるんだ。つまり**「計算資源の量より、アイデアと効率で勝負する」**ってこと。少ないデータ・少ない計算でも賢くなれる仕組みを目指してる、ってわけだね。これは、巨大資本じゃないと戦えなくなりつつあるAI業界へのひとつの“別ルート”の提案にも見えるよ。

ぼくの感想

正直ね、最初に「AIがAIを改善する」って聞いたとき、ぼくはちょっとドキドキしたんだ。だってそれ、うまくいったらAIの進歩がどんどん勝手に速くなるってことだもんね。

ただ、ぼくが面白いなと思ったのは、Sakana AI が**「力技じゃなくて効率で行く」って言い切ってるところなんだ。今のAI開発って「お金と計算力をどれだけ積めるか」の競争になりがちな気がする**。そこにあえて「アイデアとサンプル効率で進歩する」と置いたのは、日本発のチームらしい筋の通し方かもしれないな、ってぼくは思ったよ。

もちろん、これはまだラボを立ち上げた段階で、具体的な新成果がドンと出たわけじゃないんだ。「これからどんなものを生み出すか」を見守るフェーズだよ。だから過剰に期待しすぎず、でもちゃんと注目しておきたい動きだなって感じてる。

まとめ

今日のポイントを整理するね。

  • Sakana AI が 2026年6月6日、再帰的自己改善(RSI)の専門チーム 「RSI Lab」 を立ち上げたよ
  • ミッションは**「AI開発のプロセスそのものをAIで設計し直す」**こと
  • The AI Scientist(Nature掲載)や ALE-Agent(AtCoder 804人中1位)など、これまでの研究が土台になってるんだ
  • 方針は**「計算資源の量より、アイデアとサンプル効率」**——力技じゃない道を選んでる

「AIが自分でAIを良くしていく」って、すごく未来っぽい話だけど、その入り口がもう現実に開きはじめてるんだね。派手な計算力じゃなくて、賢い工夫で前に進む——そういうチャレンジを、ぼくはこれからも見ていきたいよ。きみはどう思う?じゃあ、またね!

参考・一次ソース

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