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基本

学習とは?

別名: Training / 訓練

AIにデータを読ませて賢くする工程。

⚡ 30秒でわかる

学習 の主なポイント

  • 1 学習とは、大量のデータを読ませてモデル内部のパラメータ(重み)を調整し、正しい答えを出せるようAIを育てる工程
  • 2 AIが知識や判断のクセを身につけるのは学習の段階だけで、ここで賢さの土台が決まる
  • 3 大量のGPUと電力を使う最もコストの高い工程で、完成後に実際に使う工程は「推論」と呼ばれ別物
  • 4 ゼロからの最初の学習を「事前学習」、追加で用途に合わせる学習を「ファインチューニング」と呼ぶ
  • 5 パラメータを書き換える点で、モデルを変えずに工夫するプロンプトやRAGとは性質が異なる

📖 詳しく

学習 とは

学習(トレーニング)とは、AIに大量のデータを読み込ませて、モデル内部の無数の数値(パラメータ=重み)を少しずつ調整し、正しい答えを出せるように育てていく工程のことです。 AIが知識や判断のクセを身につけるのはこの段階だけで、ここで賢さの土台が決まるため、AI開発のなかでも最も時間とコスト(大量のGPUと電力)がかかる中心的な工程です。 仕組みとしては、AIに問題を解かせて「正解とのズレ(誤差)」を測り、そのズレが小さくなる方向へパラメータをほんの少し動かす――これを何十億回も繰り返します。漢字ドリルを何度も解いて少しずつ正答率を上げる作業に近いイメージです。 学習が終わって完成したAIに、実際に質問して答えさせる工程は「推論」と呼ばれ、ふだん私たちがChatGPTを使う行為はほぼすべて推論にあたります。学習は“勉強する側”、推論は“勉強した知識を使う側”と覚えると分かりやすいです。 ゼロから大量データで行う最初の学習は特に「事前学習」と呼び、そこに自社データで追加の学習を重ねて用途を合わせ込むのが「ファインチューニング」です。どちらもパラメータを書き換える点で、モデル本体は変えずに指示や外部データで工夫するプロンプトやRAGとは性質が異なります。

❓ FAQ

よくある質問

Q. 学習(トレーニング)とは何ですか?
A. AIに大量のデータを読み込ませて、モデル内部の無数の数値(パラメータ=重み)を少しずつ調整し、正しい答えを出せるように育てていく工程のことです。AIに問題を解かせて正解とのズレを測り、そのズレが小さくなる方向へパラメータを動かす作業を何十億回も繰り返します。AIが知識や判断力を身につけるのはこの段階で、ここで賢さの土台が決まります。
Q. 学習と推論は何が違うの?
A. 学習はデータを読んでモデルを賢く「育てる」工程で、推論は育て終わったモデルに質問して答えを「出させる」工程です。学習は時間もコストも非常に大きい一方、推論は1回ごとの計算で済みます。勉強する側が学習、勉強した知識を使う側が推論、とイメージすると分かりやすいです。
Q. 事前学習とファインチューニングはどちらも学習ですか?
A. はい、どちらもパラメータを書き換える「学習」の一種です。ゼロから大量データで行う最初の大規模な学習を「事前学習」と呼び、そこに自社データなどで追加の学習を重ねて用途や口調に合わせ込むのが「ファインチューニング」です。まず汎用的な土台を作り、その上に目的別の味付けをする二段構えになっています。
Q. 初心者が学習について知っておくべき注意点は?
A. 大規模モデルをゼロから学習するには莫大なGPUと費用がかかるため、個人や一般企業が自前で行うことはまずなく、公開済みの学習済みモデルを使うのが基本です。また、学習結果はデータの質と量に大きく左右され、データが偏っていると回答にも偏り(バイアス)が出ます。用途に合わせたいだけならファインチューニングやRAG、プロンプトの工夫から検討すると無駄がありません。

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