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Chain-of-Thought(思考の連鎖)とは?
別名: CoT
「順を追って考えて」と促すと精度が上がるテク。
⚡ 30秒でわかる
Chain-of-Thought(思考の連鎖) の主なポイント
- 1 Chain-of-Thought(CoT)は、AIに途中の考えを順番に書き出させて推論の精度を上げる手法
- 2 「ステップ・バイ・ステップで考えて」と促すだけのゼロショット版と、考え方の例を見せる版がある
- 3 数学・論理・複数手順を要する問題で特に効果が大きく、2022年のGoogleの研究で広まった
- 4 現在は思考の連鎖を内蔵した「推論モデル」が主流で、明示指示なしでも自動で深く考える
- 5 途中の考えを出す分だけ時間とコスト(トークン)が増えるため、簡単な質問には不要
📖 詳しく
Chain-of-Thought(思考の連鎖) とは
Chain-of-Thought(CoT、思考の連鎖)とは、AIに「順を追って一歩ずつ考えてください」と促すことで、答えを出す前に途中の推論プロセスを言葉にして書き出させる手法です。いきなり結論だけを答えさせると間違えやすい計算問題や論理パズルでも、「まず〜、次に〜」と考える過程をたどらせると正答率が大きく上がることが、2022年のGoogleの研究で示されました。料理でいきなり完成品を出すのではなく、レシピの手順を声に出しながら作ると失敗しにくいのと同じイメージです。プロンプトに考え方の例を見せる方法と、「ステップ・バイ・ステップで考えよう」と一言そえるだけのゼロショット版があります。現在は、こうした思考の連鎖を最初からモデル内部に組み込んだ「推論モデル」(OpenAIのo1/o3系やClaudeの拡張思考など)が主流になりつつあり、ユーザーが明示的に指示しなくても自動で深く考えてくれるようになってきました。
❓ FAQ
よくある質問
- Q. Chain-of-Thought(CoT)とは何ですか?
- A. AIに答えを出す前に「一歩ずつ順を追って考える過程」を言葉で書き出させる手法です。途中の推論を明示させることで、計算問題や論理問題などの正答率が上がります。2022年にGoogleの研究者が提唱し、いまの推論モデルの土台になった考え方です。
- Q. CoTと推論モデルは何が違うの?
- A. CoTは「順を追って考えて」とユーザーが指示する“使い方のテクニック”です。一方の推論モデルは、その思考の連鎖を最初からモデル内部に組み込んだ“AIそのもの”を指します。つまりCoTは手法、推論モデルはCoTを自動で行うように作られた製品、という関係です。
- Q. 初心者はCoTをどう使えばいい?注意点は?
- A. 難しい計算や複数手順の問題で精度が欲しいときに、プロンプトへ「順を追って一歩ずつ考えてから答えて」と添えるのが手軽で効果的です。ただし途中の考えを出す分だけ回答が長くなり時間とコストが増えるので、単純な質問には付けなくて構いません。なお最新の推論モデルでは自動で考えるため、明示指示が不要なこともあります。
- Q. 途中の考えが見えれば、その答えは必ず正しいのですか?
- A. いいえ、必ずしも正しいとは限りません。AIはもっともらしい説明を作るのが得意なため、筋の通った思考に見えても結論が間違っていることがあります。途中過程は理解の助けにはなりますが、重要な判断では結論を鵜呑みにせず自分でも検算・確認することが大切です。
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