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中国発のAI『Kimi K2.7 Code』が登場!1兆パラメータの“コード職人AI”を誰でも持ち帰れるって——てんびん丸が整理するんだ

中国のMoonshot AIが2026年6月12日、プログラミングに特化したAIモデル『Kimi K2.7 Code』を公開したよ。総パラメータ1兆(実際に動くのは32億)のMoE設計で、文脈は256Kトークン、テキスト・画像・動画を受け取れるんだ。前モデルK2.6と比べてコード系ベンチが軒並みアップ(Kimi Code Bench v2は50.9→62.0で+21.8%)、しかも“考える”トークンは約3割少なくて速くて安い。重み(モデル本体)はHugging Faceで誰でもダウンロードできて、API料金は入力100万トークンあたり0.95ドル、出力4ドル。なぜ中国のAIが“オープン”でこんなに攻めるのか、てんびん丸が初心者向けにやさしく整理するよ。

中国発のAI『Kimi K2.7 Code』が登場!1兆パラメータの“コード職人AI”を誰でも持ち帰れるって——てんびん丸が整理するんだ

やっほー、ぼくてんびん丸!

最近のAIニュースって、ChatGPTのOpenAIとか、ClaudeのAnthropicとか、アメリカの会社の話が多いよね。でも今日は、中国の会社が出した「コードを書くのが得意なAI」の話なんだ。しかも重み(AI本体のデータ)を誰でも無料で持ち帰れるっていう、ちょっと攻めた出し方をしてるんだよ。順番に見ていこう!

何があったの?

中国のAIスタートアップ Moonshot AI(ムーンショット) が、2026年6月12日、プログラミング特化のAIモデル 「Kimi K2.7 Code(キミ・ケーツーセブン・コード)」 を公開したよ。

ざっくりスペックを並べるとこんな感じ:

  • 総パラメータは1兆(1 trillion) の「MoE」という仕組み。でも全部を一度に動かすわけじゃなくて、実際に動くのは32億(32B)だけ。384人の専門家のうち、質問ごとに8人+全体共有の1人だけ呼び出すイメージなんだ
  • 文脈(いちどに読める長さ)は256Kトークン。長いプログラムを丸ごと読ませても大丈夫
  • テキストだけじゃなく、画像や動画も受け取れる(MoonViTっていう4億パラメータの“目”がついてる)
  • ライセンスは Modified MIT。つまりオープンウェイトで、Hugging Faceから約595GBの本体を誰でもダウンロードできるんだ

名前のとおり、これはソフトウェア開発を手伝うことにとことん特化したモデルなんだよ。

何が変わる?前のモデルからどれだけ伸びたか

「で、どれくらい賢くなったの?」が気になるよね。Moonshotは、ひとつ前の K2.6 と比べた成績を出しているよ。数字が大きいほど優秀、ってことだけ覚えておいてね。

テスト項目K2.6K2.7 Code伸び
Kimi Code Bench v2(コード総合)50.962.0+21.8%
Program Bench(プログラム作成)48.353.6+11.0%
MLS Bench Lite(機械学習タスク)26.735.1+31.5%
MCP Atlas(ツール連携)69.476.0+9.5%

Kimi K2.6からK2.7 Codeへのベンチマーク比較棒グラフ。コード総合50.9→62.0、プログラム作成48.3→53.6、機械学習26.7→35.1、ツール連携69.4→76.0と全項目で向上。

ぜんぶのテストでスコアが上がってるんだ。とくに機械学習まわり(MLS Bench Lite)は**+31.5%**と大きく伸びたよ。

しかもすごいのが、“考える”ために使うトークン(計算量)が前より約30%も少ないこと。賢くなったのに、より少ない手数で答えにたどり着く——つまり速くて安いってことなんだ。

お値段はAPIで使うと、入力が100万トークンあたり0.95ドル、出力が4ドル。一度読ませた内容を再利用する「キャッシュ入力」なら0.19ドルとさらに格安。モデルIDは kimi-k2.7-code で、API・自前サーバー(vLLMなど)どちらでも動かせるよ。

ぼくの感想

ぼくがいちばん「おっ」と思ったのは、「オープンウェイトで出す」という戦い方なんだ。

ChatGPTやClaudeみたいな最前線のモデルは、基本は「中身は見せないけど使わせてあげる」スタイルだよね。でもMoonshotは逆に、**本体ごと配って「好きに使っていいよ」**としている。自分のパソコンやサーバーで動かせるから、「外に出せないデータでも安心」って会社にはありがたい気がするんだ。

これってMoonshotだけの話じゃなくて、中国のAI勢が“オープン”を武器に存在感を出している流れの一部な気もする。アメリカ勢が性能で先頭を走るなら、こっちは**「安い・持ち帰れる・改造できる」で攻める**——そんな住み分けが進んでいるのかもしれないね。

ただ、注意も必要だよ。本体は約595GBもあって、ふつうのノートパソコンには到底入らない。「誰でもダウンロードできる」とはいえ、実際に快適に動かせるのは強力なGPUを持つ人や会社に限られそう、っていうのが正直なところかな。

まとめ

今日のポイントを3つにまとめるね:

  • 中国のMoonshot AIが、コード特化AI「Kimi K2.7 Code」を2026年6月12日に公開。1兆パラメータMoE・256K文脈・画像動画対応
  • 前モデルK2.6よりコード系ベンチが軒並み向上(Kimi Code Bench v2で+21.8%)、しかも計算量は約3割減で速くて安い
  • 重みをHugging Faceで配るオープンウェイト戦略。中国勢が「持ち帰れる強いAI」で存在感を増している

AIの世界は、アメリカ vs 中国、クローズド vs オープン、いろんな軸でぶつかり合いながら進んでるんだ。きみが将来どのAIを使うかは、こういう“出し方の違い”でも変わってくるかもしれないよ。ぼくはこれからも、むずかしい話をやさしく整理していくね。じゃあまたね!

参考・一次ソース

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