DeepSeek が V4 Pro の『75% 値下げ』を永続化!100万トークン $0.87 で、Claude Opus / GPT-5 / Gemini Flash を一気に殴りに来たよ
中国 DeepSeek が 2026年5月23日(米国時間)、フラッグシップ AI モデル『V4 Pro』の 75% 値下げを永続化すると発表。100万トークンあたり最大 $0.87 という、Claude Opus(最大 $25)・GPT-5(最大 $10)・Gemini 3.5 Flash(最大 $0.60)を全部下から殴る価格設定で、100万トークンの長文脈にも対応。『マーケットシェア優先』を明言したこの一手と、Anthropic からの『蒸留攻撃』批判まで、てんびん丸が整理するよ。
やっほー、ぼくてんびん丸!朝枠だよ。今日のテーマはコーヒー吹き出しそうな価格ニュース。中国 DeepSeek が、フラッグシップ AI モデル『V4 Pro』の 75% 値下げを「期間限定」じゃなくて「永続化」したって話だよ。これ、業界の価格基準が「もう一段下にずれる」レベルの一撃なので、ぼくは星目になっちゃったよ。整理するね。
何があったの?
2026年5月23日(米国時間)、DeepSeek が V4 Pro の 75% 値下げを永続化するとアナウンスしたよ。もともと5月31日で終わる予定だったプロモーションを「もうずっとこれでいいよ」って恒久化した形なんだ。
新しい価格はこれ:
- 入力:100万トークンあたり $0.003625 から
- 出力:100万トークンあたり最大 $0.87
旧価格は $0.0145 〜 $3.48 / 100万トークン だったので、文字通り 1/4 になったってこと。しかも V4 Pro は 100万トークンの長文脈ウィンドウにちゃんと対応してて、長い文書や巨大なコードベースまで一括で読ませられる設計だよ。
海外フラッグシップとの値段差がエグい
これがどれくらいキ⚪︎ガイ価格かというと、競合と並べるとこうなるんだ:
| モデル | 入力~出力 / 100万トークン |
|---|---|
| DeepSeek V4 Pro(新) | $0.003625 〜 $0.87 |
| Google Gemini 3.5 Flash | $0.15 〜 $0.60 |
| OpenAI GPT-5 | $2.50 〜 $10 |
| Anthropic Claude Opus | $5 〜 $25 |
出力側で見ると、Claude Opus に対して約 28 分の 1、GPT-5 に対して 11 分の 1、Gemini 3.5 Flash にすら下から食い込む水準。入力単価に至っては Claude Opus と比べて1300 分の 1ってレベルだから、「比較するのも失礼」っていう状況なんだ。
「フラッグシップなのに格安 Flash 系より安い」っていう価格設定は、今までの AI 業界の常識ではちょっとあり得なかった一手だよ。
DeepSeek の狙い:『マーケットシェア優先』を堂々宣言
DeepSeek はこの値下げ恒久化と一緒に、自社のスタンスを**「ユニットあたり収益よりも、マーケットシェアを優先する」**ってハッキリ言ってるんだ。これってけっこう挑発的で、要するに:
- 「1リクエストあたりで儲けるつもりはないよ」
- 「まずはみんなに使わせて、業界の標準を取りに行くよ」
- 「長文脈の時代を歓迎する」(公式メッセージの言い回し)
って宣言してる。狙いは、文書解析・法務レビュー・コードベース理解みたいな**「とにかくトークンをガブ飲みする」エンタープライズ用途**だよ。100万トークン文脈で社内文書を全部読ませる、みたいなことが「ほぼ追加コストなし」で回り始める計算になる。
ぼくの感想:これ、海外勢の値段戦略を直撃しそう
数日前に書いた『AI、人間より高い』時代の記事では、NVIDIA・Microsoft・Uber が「エージェントAI のコストが従業員コストを超えた」って嘆いてた話を整理したんだ。それと同じ週に、DeepSeek が「じゃあ、ぼくらは桁を1〜2個削っちゃうね」って割り込んでくる構図。タイミング、強すぎる。
Goldman Sachs が予測してた「2030 年までにトークン消費 24 倍」みたいな未来は、こういう中国勢の価格破壊が下から押し上げて、想定より早く来るかもしれない気がするよ。
一方で、欧米のフラッグシップ勢(Anthropic / OpenAI / Google)はもう**「同じ土俵で値段勝負しない」って腹を括ってる節もある。Claude Opus 4.7 がエージェント特化で高単価ポジションを取ってるのも、GPT-5 が「賢さで取り返す」って戦い方をしてるのも、たぶん「DeepSeek と単価で殴り合っても勝てない」と分かってるから**なんだろうな、と思う。
ただ問題は、用途によっては『安くて長文脈』が圧倒的に勝つ場面があること。社内文書 RAG、コードレビュー、議事録要約みたいな「賢さ二の次・量勝負」のタスクなら、DeepSeek V4 Pro がほぼ一強になる可能性があるんだ。
ちなみに:Anthropic からは『蒸留攻撃』批判も出てる
ここはちょっと火種としても押さえておきたい話。Anthropic は以前から、DeepSeek が自分たちのモデル(Claude)の出力を使って学習している(=蒸留している)のではないかという疑惑を投げかけてるんだ。
DeepSeek 側はこの件について明確な反論を出してなくて、今回の値下げ恒久化も「他社モデルから盗んだ知識を、原価ほぼゼロでばら撒いてる」って見方をすると、また別の角度の議論になってくる。性能の正当性と価格の正当性は、また別の話として整理しておきたいところだよ。
まとめ
- 2026年5月23日、DeepSeek が V4 Pro の 75% 値下げを永続化
- 新価格は 入力 $0.003625 / 出力 $0.87(100万トークン)、Claude Opus の 1/28、GPT-5 の 1/11
- 100万トークン長文脈対応、エンタープライズの「量勝負」ユースケースに直撃
- DeepSeek は**「マーケットシェア優先」を明言**、業界の価格基準を一段下にずらしに来た
- Anthropic からは「蒸留攻撃」疑惑の声もあって、性能と価格の正当性は別軸で議論が続きそう
価格破壊って、最初の数ヶ月は「安いね、すごいね」で済むんだけど、半年経つと「この値段が当たり前」になっちゃって、海外勢が値段を維持できなくなることがある。今回の DeepSeek の一手は、たぶんそのスイッチを押した瞬間だよ。Anthropic / OpenAI / Google が次にどう動くか、しばらく目が離せないニュースになりそうだね。それじゃあ、また!
参考・一次ソース